翻訳と辞書
Words near each other
・ ジェームズ・ジョイス
・ ジェームズ・ジョセフ
・ ジェームズ・ジョセフ (曖昧さ回避)
・ ジェームズ・ジョセフ・シルベスター
・ ジェームズ・ジョセフ・バルジャー
・ ジェームズ・ジョル
・ ジェームズ・ジョンソン
・ ジェームズ・ジョージ・フレイザー
・ ジェームズ・ジョーンズ
・ ジェームズ・ジョーンズ (バスケットボール)
ジェームズ・ジョーンズ (小説家)
・ ジェームズ・ジョーンズ (野球)
・ ジェームズ・ジレスピ・ブレイン
・ ジェームズ・ジレスピー・ブレイン
・ ジェームズ・ジーンズ
・ ジェームズ・スウェアリンジェン
・ ジェームズ・スキナー
・ ジェームズ・スコット
・ ジェームズ・スコット (モンマス公)
・ ジェームズ・スコット・スキナー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ジェームズ・ジョーンズ (小説家) : ウィキペディア日本語版
ジェームズ・ジョーンズ (小説家)
ジェームズ・ジョーンズ(James Jones、1921年11月6日 - 1977年5月9日)は、アメリカの小説家。第二次世界大戦とその戦後について探求した作品で知られる。1952年に最初の小説『地上より永遠に』で全米図書賞を受賞し、続いて映画化、テレビドラマシリーズにもなった。

==生涯==
イリノイ州ロビンスンに、父ラモン、母エイダの子として生まれ、育つ。少年時代はフォークナーの作品に親しんだ。1939年高校卒業後すぐに志願して陸軍に入り、第二次大戦中まではハワイオアフ島スコフィールドバラックスで第25歩兵師団第27歩兵連隊に所属した。ガダルカナル島の戦いにおけるオースティン山でのギャロップ馬とタツノオトシゴ作戦の戦闘で負傷。ベトナム戦争ではジャーナリストとしてベトナムに赴いた。
戦争体験は、ジョーンズの最も著名な戦争三部作と呼ばれる作品に影響を与えた。日本による真珠湾攻撃を目撃したことは、最初の著作『地上より永遠に』(1951年)を書かせた。ガダルカナル島の経験は『シン・レッド・ライン』(1962年)に反映され、『ホイッスル』(没後1978年刊)は、足首の負傷によるメンフィスでの入院経験が元になっている。
ジョーンズは二人の子がおり、その一人カイリー・ジョーンズは1960年代のパリでの生活を回想した『兵士の娘は泣かない』で知られる作家で、息子のジェイミー・ジョーンズはフランスで生活した。『兵士の娘は泣かない』は1998年に、クリス・クリストファーソンバーバラ・ハーシーリーリー・ソビエスキーの主演で映画化されている。この映画の公開は、テレンス・マリック監督による同じ1998年版『シン・レッド・ライン』とともに、ジェームズ・ジョーンズの生涯と作品への興味を再燃させ、2011年にカイリー・ジョーンズによる、『地上より永遠に』無検閲版の刊行へと繋がった。
ジョーンズは、1950年代にかつての恋人ラウニー・ハンディとその夫ハリー・ハンディが、イリノイ州マーシャルで「ハンディ・ライターズ・コロニー」を構築するのを手助けした。これはハリーの資金で成り立っていたが、一部は『地上より永遠に』成功後のジョーンズの資金も含まれる。新進芸術家が執筆に専念するできるようにするユートピアとして構想されたが、ハンディの気まぐれな行動と、ジョーンズが小説に専念したことによって、数年後には解体した。
ニューヨーク州サウサンプトンで鬱血性心不全により死去。同州ブリッジハンプトンのポクサボーグ緑園墓地に葬られた。文献はテキサス大学オースティン校ハリー・ランサム・センターに保存されている。妻グロリアは2006年6月9日に死去。ジョーンズの多くの本はデジタル形式で参照でき、その中には処女作「笑いを継承する者達」の抜粋や、未刊の「戦争の終わりへ」の抜粋が含まれる。〔

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジェームズ・ジョーンズ (小説家)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.